ブーケ・セラピー体験ルポ③【心の声に体がスーッと従う感覚を、自転車に乗れた時のように体感できる】

帰ってから、なにか内面で、ゾワゾワする感覚がありました。

翌日、ああ、花を見たいな、行きたい場所に行きたいな、会いたい人に会いたいな。と素直に思いました。その衝動が抑えきれなくなりました。

でも、子育て中だし、色々とやることがあるし……。と、自分がやりたいことに対して、ずっと言い訳をしていました。

思えば、産後まもなくから、２年半くらい、ずっとそういう状態が続いていました。

基礎疾患のある家族としばらく暮らしていたので、コロナ禍で余計にどこへも出かけない日々が続いていました。

あれ？　でも、わたしって自由じゃん。どこに行って、誰と会っても自由なんじゃない。

そもそも自営業なんだから、仕事の日程は、自分次第で、自由にアレンジできる！

サラリーマン時代の定時に働くという感覚が、無意識に身体に染みついていることにも気づきました。

という訳で、即座に新幹線に乗って、私は行きたい場所に行きました。

（と格好よく言ってみるものの、符売り場で２時間程、ウロウロ悩んでいたのは事実ですw）

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理性を取り払った、心の声、自分の感覚というものに、耳を研ぎ澄まして、その声に従った感覚。

それが、ブーケを束ねている最後の10分くらいでしょうか。「あ、この感覚。たしかにつかんだ！」と思えたのです。

初めて自転車に乗れた時、何も考えずにス～ッと進んでいくような、あの言語化できない感覚。

自分の心の声に従って、手が勝手に動いた、不思議な感覚です。

普段なら、理性や思考に覆い隠されていて、簡単に感じることができない本音。

今までは、瞑想したり、ゆっくりコーヒーを飲みながら、じっくり探って、やっとほんのちょっと聞こえるイメージでした。

その声が、色々な手順を踏まなくても、ダイレクトに聞こえてしまう。

声に従って、手が勝手に動く、身体が勝手に反応する。

これは、驚くべき、発見でした。

私はこういうセラピーが早く作用するタイプなので、そんなの参考にならないよ！と言われるかもしれません。

でも、実際に体験していただけると、大なり小なり、手が勝手に反応する感覚が分かると思います。

１回では掴みづらい方もいるかもしれません。何度かやっていくうちに、分かるんじゃないかしら。

私も、ブーケ・セラピー直後の１週間は感覚がギンギンと開いていましたが、１カ月もたつと、またあの感覚が鈍りつつあります。

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セラピー後、ブーケの水を毎日、換えるのが日課になりました。

花瓶を洗剤をつけたスポンジで丁寧に洗う。こうしないと雑菌が繁殖するのだそうです。

時間がある時には茎を少しだけチョキンと斜めに切ってあげる。

手間がかかります。結構面倒です。正直言うと、忙しい時には２日空けてしまう日もありました。

自分が作ったブーケは本当に愛おしく、少しずつ朽ちていく様子まで、見ていて飽きません。

「今日もありがとう」「昨日は水を換えなくてごめんね」

水を換えながら、心の中で会話をします。

「ブーケはどれくらいたったら処分したらいいのですか？」

私は正直、ブーケを作った後に、心配になりました。

もらった花に、水をやり忘れて、すぐに枯らしてしまう”名人”なのです。

レッスン後に尋ねると、「捨て時が分からないくらい持ちますよ」とさと先生。

その意味が、初めて分かりました。

20日後のブーケ。ドライフラワーになりかけた様子まで、愛おしい。

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私が、ブーケ・セラピーで感じたものをまとめると、以下の通りです。

①ブーケを無心に束ねることで、身体が直感的に動く感覚をつかめる。この感覚は、日常にも応用可能。

②毎日、自分が作ったブーケを見て楽しむことで、「自分に与える」作用がある。

③毎日、花の水を換え、花にやさしく声かけすることで、「他者に与える」作用がある。

②③から「自分に与える」→「他者に与える」の流れができて、内面から外側にエネルギーが回る。

内面から外側にエネルギーが循環するので、自分の殻に閉じこもりがちなタイプ（←私だ！）の方にも、ブーケ・セラピーはお勧めです。

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こちらを読んで、少しでも興味を持たれた方、ブーケ・セラピーへ、ぜひお越しください(*´ω｀)

6/3（土）14:00～17:00 江北はなびで初開催【ブーケ・セラピー・愛の画家】
お申込みは下をクリックください。5/30（火）締切です。
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